虹がかかるまで。

人生色々崖っぷち

10年ぶりにミスチルのライブに行った話。(2017/6/30東京ドーム)

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ミスチルのライブに行って来た。(ネタバレ含みます。)



最後に行ったのは2007年の『HOME TOUR』日産スタジアムからだから、ちょうど10年前。
2007年まではファンクラブにも入っていたし、自分でファンサイトを作ったり、サイトを通じて知り合った仲間同士でオフ会なんかもしていたほど熱狂的なミスチルファンだった。



10年の月日が空いてしまったのには、訳があった。



大好きだった父の他界。
そしてその後一番信頼していた旦那の裏切りが発覚。絶望で、誰も信じられなくて、でも誰にも相談できなくて。暗い暗い『深海』に潜りこんでいった。



旦那と知り合った頃よく聴いていた『シーソーゲーム』子供が歩き出した頃に聴いていた『HERO』



一曲、一曲に思い出がありすぎて。辛くて、苦しくて、ミスチルが聴けなくなってしまった。



それから大量にあったCDもグッズも処分。曲を聞くこともなくなった。
あえて、ミスチルを避けていた。



そんな私が、あるきっかけからまたミスチルを聴くようになったのはほんの1年ほど前。
とても大好きだった人が『ミスチルが好き』という話をしてくれて、昔の曲の話で盛り上がった後。
なんとなく、久しぶりに聞いてみよう。と思ってCDを借りてきたのだ。


その時借りたのが



Mr.Children 2001-2005<micro>【通常盤】

Mr.Children 2001-2005【通常盤】



『くるみ』の歌詞の一つ一つが今の自分の気持ちそのもので、涙が次から次へ溢れて止まらなかった。
あれから何年も経っているのに。
旦那に対する気持ちはどんどん冷えていき、今の私は真剣に『離婚』を考えている。
時間は何もかも洗い連れ去ってくれなかったし、辛い気持ちばかりが積み重なっていく。
現実は甘くない。



そんな張り詰めた心に、ミスチルの歌は優しく優しく染み込んでいった。
それからは、今までの渇きを癒すように、またミスチルの色んな曲を聴き始めた。



そして、10年ぶりのライブ。



思いきってダメ元で申し込んだ当日券。
当選メールが来た時、今このタイミングで『行きなさい』と背中を押された気がした。
大丈夫。今ならきっと素直な気持ちで聴ける。



学校帰りの娘と待ち合わせして、ドームへ向かう。
ドームに来るのは2005年の『TOUR I ♥ U』以来だ。あの時もこんなに人多かったっけ?と圧倒される。


全然期待していなかった『注釈付指定席』は、外野席レフト側。真横から見る形だがサイドステージが目の前にあった。思わぬ近さに思わず嬉しさが込み上げる。


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スモークが出て来て、歓声が大きくなる。
あぁ、こんな感じだった。ライブが始まる時の鳥肌が立つようなこの瞬間。大好きだったんだ。



そして、ライブが始まる。



久しぶりに見るミスチル。もう胸がいっぱい。



前半はこれでもかというぐらい名曲ばかりで、桜井さんが言うとおり『おなかいっぱい』状態。
10年経っていても、定番曲では自然と掛け合いをしてしまう。頭より感覚で覚えている。



CROSS ROAD』を初めて聴いたのは、ミスチルのライブに初めて行った1994年だった。
『tour innocent world』からもう23年。思えばあまり曲も知らないまま、友達に誘われてついていったライブだった。学生時代の記憶が一気に甦る。



『掌』は色んな意味で印象深い曲。
桜井さんが小脳梗塞になったあの日、歌番組が収録されるはずのその場に私はいた。
忘れもしない7月7日だった。あまりに衝撃が大きくて、このままもうミスチルに会う事は無いのかなんて思っていたけど。
復帰後、中止になった収録の振替で、あの時行けなかった私達をミスチルは再び、呼んでくれた。
『冬の七夕』って言ってくれたのが嬉しかった。



その時歌ったのが、『掌』と『Tomorrow never knows 』歌い出しで歌詞を間違えて、やり直していたっけ。




『1999年、夏、沖縄』は当時あまり好きな曲ではなかった。けれど歌詞を噛み締めながらたくさんの人達がもがいている映像を見ているうちに、なんだか自分の姿に重なって、気がつくと涙が出ていた。
横を見るとどうしたの?って顔をしていたから、娘に気がつかれたかもしれない。



私、本当はずっとずっと聴きたかったんだな。またここに戻ってこられて良かった。
今だからこそ、本当に良かった。
涙が止まらない。



あまり曲を知らない娘だが、近くに桜井さんが来ると興奮していた。
彼女にとっては人生で初めてのライブ。いや、『Q』の時はお腹の中で聴いていたんだっけ。
あの時お腹の中にいた娘と一緒に来る日がくるなんて思いもしなかった。



『ニシヘヒガシヘ』『DanceDanceDance』で桜井さんがこっちに走ってくるタイミングがなんとなくわかってしまう。懐かしい。嬉しい。



やっぱり私はミスチルの音楽が好きだ。
10年のブランクがあっても、構わない。また新たな気持ちでファンになることができて、嬉しい。



そして、ラストは『終わりなき旅』だった。



一歩ずつでも、前に進んでいこう。
一つ一つのメッセージ。
しっかり受け取った。


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もう逃げないで前を向こう。
勇気いっぱいもらったから。
きっと、大丈夫。



『明日からまた頑張りましょう!』
桜井さんの声がまだ頭に響いている。